用具の進歩

2020年01月18日 10:15
カテゴリ:日記

話題の厚底シューズ

技術の進歩とはいえ…

『技術の進歩とともに歩むべき』
ナイキの厚底シューズ問題に触れたエリウド・キプチョゲの言である。

パフォーマンスが向上して良い記録が作れるならば、ツールの進歩を受け入れるべきである。
が、それは“備わっている能力を能動的に発揮できるツール”ということであり、“備わっていない能力を受動的に発揮させるツール”ではない。

これはまさに、“薬物ドーピング”となんら変わることではない。
用具か薬物かの違いである。
つまり“ツールドーピング”であろう。

また、このシューズはすべてのランナーが等しく利用するには非常に高価である。
シューズはレースだけではなく、レースのための練習でも使用する。
約100kmで履き潰れるそうなので、レースまでに何足のシューズを要するであろう。

用具の使用は経済的に恵まれた選手に与えられた特権になってはならない。
かつて水泳界を賑わせた高速水着“レーザーレーサー”のように。

1984年ロサンゼルスオリンピックを機にオリンピックは商業化し、1988年ソウルオリンピックでアマチュアリズムは完全に崩壊した。
オリンピックの価値観はどこへ向かうのだろう。

水泳界を賑わせた高速水着

厚底シューズが認められたら、レーザーレーサーも復活か⁉️

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