介護予防のトレーニングプログラムを考える~その2~

2019年12月14日 14:19
カテゴリ:日記

柔軟性トレーニングの次に配列するべきは『筋力向上トレーニング』である。

なぜ、転倒するのか?
自分の体重を支える筋力が低下しているからである。

着地した脚で自分の体重を支えきれないためにバランスを崩すから転倒する。つまり、脚の筋力が重心の移動に耐えられないのである。
だから、高齢者といえども筋力向上を目指してトレーニングをしなければならない。

では、何をどうすれば良いか?
まずはエキセントリック収縮で筋に刺激を入れると良いだろう。

立位から椅子にゆっくり座ってもらう。座ったらまた立位に戻るを繰り返す。
ポイントは“ゆっくり座る”というところだ。
座る動作は『重力に従う』自然な動作である。そこに『ゆっくり』という要素を加えると、筋のエキセントリック収縮が起こり筋力向上の期待が高まる。

次には座ったところからの立ち上がり動作である。今度は『重力に逆らう』動作である。対象者なるべく素早く動作してもらう。ここでは転倒防止のため、何かに掴まるか補助具を利用しても良いだろう。

実はこの『重力に逆らう動作』をスムーズに行うためには、先に重力に従う動作を行っておく必要がある。

筋力向上というと、何か重い物を持たなければと考えがちだが、自分の身体の重みと重力を利用すれば、低体力の方でも充分に筋力向上を目指してトレーニングをすることができる。

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