非特異性腰痛(直接の原因が不明な腰痛)を引き起こす原因は動作のエラーにあり、大きく3パターンに分けられます。
①屈曲動作のエラー/身体を前に倒す
例)物を拾う・持ち上げるためにしゃがむ。
②伸展動作のエラー/身体を後ろに反らす
例)物の持ち上げて運ぶ・高い所に手を伸ばす。
③捻転動作のエラー/身体を左右に捻る
例)ゴルフスイング・振り向く。
①②③共通のエラーは股関節の動かし方、③については胸椎の動かし方にエラーがあるため、腰に負担が"かかってしまう"動作にならざるを得ないのです。
また、①は背中・お尻・腿裏の身体の背面の筋肉の硬さと腹筋の弱さが、②は身体前面の筋肉の硬さとお尻の筋肉の弱さ、③はわき腹・お尻の筋肉の弱さと腰回りの筋肉の硬さ、など筋肉のアンバランスも動作のエラーを引き起こす原因です。
≪非特異性腰痛を軽減するプログラム≫
Ⅰ.硬い筋肉の柔軟性を改善。
Ⅱ.弱い筋肉の強化。
Ⅲ.正しい関節動作を再獲得。