トレーナーのライセンスの有無はジムやパーソナルトレーナーを選ぶ要件の1つです。
人を観る眼・聴く耳・考える力・探究心・指導力があれば、ライセンスを持たなくてもできる仕事ではあります。
しかし、トレーナーのその知識や技術力が確かなものかどうかを判断するには、ライセンスの有無でしか判断できません。
トレーナーはネットや雑誌の情報を頼って知識を身につけたつもりになっていたり、自己流の指導・自分が受けてきた指導ばかりをしていると必ず事故を起こします。
トレーナーのライセンスはいわゆる民間資格ですが教科書を読んだくらいで取得できるほど簡単ではありません。
ライセンスを持っているトレーナーはそれ相応の知識や技術の習得のための努力をしています。
パーソナルトレーナーのライセンス(CPTと表現されることが多い)は更新をしなければならず、そのためにはライセンス発行団体が主催するセミナーや講習会に参加して単位を取得しなければなりません。
CPTのライセンスは取って取りっぱなしにはできない仕組みになっていて、取得するよりも保有し続けることのほうが実は難しい。
トレーナーを選ぶ際、元プロとか指導実績で選ぶのもよいのですが、そのトレーナーがどのような資格を保有しているのかもトレーナー選びには大切な要件です。
パーソナルトレーナーのライセンスを発行している団体は以下が有名です。
NSCA-CPT
NASM-CPT
NESTA-PFT
現在ではこれらの団体の認知度も上がり、上記資格の取得を推奨したり、資格保有者を優遇する施設も増えているようです。